これまでの放送
2020年7月19日
今回のTVタックルは
山開きしない富士山
&箱根・築地のアノ人たちは?
コロナ禍でその後どうなった?SP
新型コロナの発生から半年…。いまだ東京を中心に感染拡大が続く中、かつてTVタックルで取り上げた築地や箱根、そしてクリーニング業界のアノ人はコロナ禍をどう過ごしたのか?
さらに、新型コロナの影響で“閉山”に追い込まれた富士山を緊急取材!
ニュースになったアノ業界は、その後どうなった?
(1) コロナの影響で売上激減 佃煮屋女将・牧野美千子さん
3月、外出自粛の影響でまるでゴーストタウンと化した築地。
佃煮屋の女将・牧野美千子さんは、TVタックルで厳しい経営状況を語った。あれから4か月、築地の街はというと…
買い物客の姿が戻り徐々に活気が!
しかーしTVタックル出演後は売上が右肩下がりだったという。そんな中、始めたのが佃煮の通信販売!
(2) 台風とコロナでWパンチ 箱根温泉旅館女将・大蔵スズさん
去年10月、台風19号の被害にあった箱根。土砂崩れの影響で源泉から温泉を届ける配管が破損!その影響で日帰り温泉「かま家」では、温泉が出なくなり客が激減。
そんな状況下にTVタックルに出演してくれた女将・大倉スズさん。台風被害と新型コロナをどう乗り切ったのか?
(3) クリーニング激安競争に苦言を呈した、鈴木和幸さん
これまでTVタックルで、クリーニング業界の激化する価格競争を問題視してきたNPO法人クリーニング・カスタマーズサポートの鈴木和幸さん。4月は衣替えのシーズンで繁忙期なのだが、コロナの影響で売上が大幅ダウン!
閉店を決めたお店もあるという。
そんな中、クリーニング店の特有の悩みが…ポケット!
ポケットの中に、マスクなどを入れたままクリーニングに出す客がおり、スタッフは感染リスクに怯えながら仕事をしてきたという。
コロナ禍のクリーニング業界の実情を激白!
感染者増加の中、経済活動はどうすべきなのか徹底討論!
異例の富士山閉鎖 その深刻な影響とは?
去年、外国人観光客を中心に23万6000人が訪れた富士山!
しかーし、今年は大問題が!それは…富士山閉鎖。
新型コロナ感染拡大防止の観点から登山者などの安全確保を目的に静岡・山梨両県とも全ての登下山道を閉鎖。
まさに“異例の事態”。
吉田ルート5合目といえば去年、500万人もの人々が訪れる観光スポット!その5合目に向かうと、1年前の光景がうそのように閑散としていた!
5合目にあるレストランを取材すると、今年は前年比で90%近くの減収の見込みだという。
さらに、もう1つの問題が…山小屋休業問題。
ご来光目的の多くの登山客が必ずといっていいほど立ち寄る山小屋なのだが…今年は、すべての山小屋が休業。
しかし、静岡・山梨両県ともに富士山の山小屋に対する休業補償はなく、国の持続化給付金が頼りなのだが…
アルピニスト・野口健さんは行政の対応が十分ではないと訴える。
登山者の安全確保のために必要な補償とは?
来年の夏、無事に山開きを迎えるには何が必要か?
外国人技能実習生&外国人労働者が来日できない問題
現在も129の国と地域を対象に出入国制限が続き、技能実習生などが来日できない状態の日本。
それに伴い、建設業や農業の分野などで人手不足が深刻化!
ベトナムから来た約40人の技能実習生が働いているリアル建設では去年12月、技能実習生7人がベトナムへ一時帰国したのだが、その後新型コロナの影響で再入国ができなくなったという。
さらに、メロン泥棒の被害に悩んでいたメロン農家でも新型コロナの影響で、技能実習生の入国の見通しがたっていないという。
収穫時の人手が足りず秋に収穫予定のアースメロンの生産量を2割に減らし、冬野菜の白菜は4割ほど生産量を減らさざるを得ない可能性もあるという。
技能実習生などが来日できない問題
今後、どのように出入国制限を緩和していくべきなのか?
- <ゲスト>
- 東国原英夫
- 野口 健 アルピニスト
- 金子恵美 元衆議院議員
- 鈴木和幸 NPO法人クリーニング・カスタマーズサポート代表
- ※敬称略