これまでの放送

2020年7月5日

今回のTVタックルは

困惑する夜の銀座&熱中症対策
&激増する便乗詐欺
巷の大問題SP



今年の夏は猛暑日がかなり多くなるとの気象予測が!
コロナウイルスとの共存生活で心配されるのが熱中症。倦怠感・発熱・味覚障害など症状が似ているという熱中症と新型コロナ。予防の兼ね合いはどうする?災害とコロナ、どのような対応をすればいい?専門家が語る「避難所でのコロナ対策防止策」とは?
そして休業要請が解除された夜の街。“withコロナ”の時代、夜の銀座で万全の対策で営業を再開するクラブを取材!


■ 夜の銀座にも灯りが戻ってきた。“withコロナ”の時代
 営業を再開した銀座のクラブはどんな対策をしているのか?


銀座で働いて22年、4店舗のクラブをはじめ美容院などを経営する唐沢菜々江ママ。
2カ月半ぶりの営業再開を迎えるために用意したのが、水酸カルシウムの霧。10秒浴びて除菌するという。そして非接触型・画像識別できる体温計はわずか1秒で計測。テーブルにはアクリル板が設置されていた。



銀座歴36年、クラブ4店舗を経営する望月明美ママのコロナ対策は…。
店の入り口で、検温はもちろん、ウイルスを店内に持ち込まないためにお客さんの靴に袋をかぶせるという。こちらでは日本水商売協会が作成したチェックシートに沿った接客スタイルを実践しているという。



営業再開したが、いまだ困惑することも多いという夜の銀座。
ル・ジャルダンの望月ママが銀座の現状をスタジオで語る!


■ コロナ禍の中、今問題になっている新型コロナウイルス便乗詐欺とは…


詐欺などの相談や、解決へ導く仕事をしている古川氏によると…。
コロナ関連詐欺の相談は電話やメール含めて、1週間で20本くらいあるという。
10万円の給付金の申請を代行すると銀行員を名乗る人物から電話やメールが届くという。そしてキャッシュカードが古くて使えないかもしれないから、新しいものにすると言い、騙し取るのだという。



詐欺問題に詳しい石原氏によると…。
目的は、その10万円だけではなく、この10万円を口実にして、キャッシュカードとか、クレジットカードというものを騙し取られたらその裏にある貯蓄ですとか大きなお金をもっと狙っているという。
現在このような新型コロナ関連詐欺の被害は、全国で4千万円以上にのぼるという。



こうした便乗詐欺だけでなく、広がっているのが…新型コロナ便乗闇バイト。
いったいどういうものなのか?パーマ大佐と石原氏がその実態を調査。SNS上には様々な闇バイト募集の情報提供が。仕事の内容をSNSで問い合わせてみると、先方から電話が掛かってきた…。



オレオレ詐欺の受け子と出し子のアルバイトだった。海外にも拠点のある大規模な組織で動き、週に50万円を稼げるといい、マスクをしているから捕まらないと言う…。
注意した途端、一方的に電話を切られてしまった。罪の意識はまったく無いのか…。



次に、老若男女がアルバイト対象で、8時間ほどの勤務。ホワイト案件と書いてあるバイト募集のSNSに仕事内容を問い合わせてみると、ある商材を売る時に、客からキャッシュカードを受け取り、お金を勝手に引き出すというのだ。また届いた荷物を受け取って、それを運んでもらう仕事もあるという。その荷物は主に携帯電話とかの類いのものと言う。石原氏によると、ここでいう携帯電話とは偽装名義で契約された可能性が高い詐欺に使う「飛ばし用」の可能性が高く、それを預かったりすると、犯罪に加担したことになるという。



新型コロナウイルスの影響で増えている、便乗詐欺と闇バイト。
どうしたら騙されないか、専門家が徹底的に解説!


■ WITHコロナにおいて、注意しなければならないのが熱中症。
 そして台風の季節、避難所での3密を避けるための対応は?


先月、とある1週間の間、熱中症で救急搬送されたのは、都内だけで128人。実は、熱中症と新型コロナは、倦怠感・発熱など、症状が似ているため、注意が必要だという。また今、日常で欠かせないマスクは高温や多湿の場所ですると、熱中症のリスクが高くなってしまうという。そこでこの夏は様々な「夏用マスク」が登場!



そして熱中症対策として、エアコンは必需品。しかし一般的なエアコンは、室内機で取り込んだ温かい空気を冷やして、部屋に戻しているだけなので、換気が重要だという。
ポイントは、30分に1回程度、エアコンをつけっぱなしで換気すること。そして2つの窓を開けること。対角線上の2つの窓を、しかも入口は狭く、出口を広く開けることで、効果的な換気ができるという。



去年、日本各地で猛威をふるった「台風」避難所には、多くの人々が押し寄せた。
WITHコロナの今年、3密を避けるための対応は?
軽量で持ち運びや組み立ても簡単なダンボールベットを導入し、地面から高さをあげ、床に溜まったウイルスを回避したり、3密対策や飛沫感染防止に有効と大人2人で完成まで約3分という簡易型のテントを600張り購入した自治体も。



日本各地で進む、避難所の新型コロナウイルス対策。
熱中症と防災の対策について、専門家がスタジオで徹底解説!



  • <ゲスト> ※五十音順
  • 国崎信江    危機管理アドバイザー
  • 杉村太蔵
  • 須田慎一郎   ジャーナリスト
  • 濱木珠恵    ナビタスクリニック新宿 院長
  • 望月明美    銀座/ル・ジャルダン オーナーママ

  • ※敬称略