これまでの放送

2020年3月1日

今回のTVタックルは

芸能界だけじゃない!?中高生にも蔓延!?
ニッポンの薬物汚染ど〜するSP



近年、薬物事犯の検挙者数は年間約1万4000人!
芸能人による違法薬物事件が世間を騒がせる一方で若者にまで違法薬物が蔓延しているという現実も…。



若者に広がる薬物密売の実態や、更生を目指す薬物依存者たちを緊急取材!


若者に蔓延する違法薬物の実態


去年から芸能人による違法薬物事件で逮捕者が相次ぐ中、「TVタックル」が注目したのが…若者に蔓延する大麻汚染。
薬物事情に詳しいジャーナリストの石原行雄氏によると…



そこでタックル取材班は渋谷のクラブ街を緊急取材!



すると真夜中のクラブ街には多くの若者の姿が!
インタビューを試みると彼らから薬物に関する驚くべき証言が続々。



警察庁が大麻取締法違反の検挙者に行った調査では、「大麻に対する危険性の認識がない人」や「認識があまりない人」は合わせて、20歳未満で74.7%にものぼっている。



そんな若者の間で、急増中の薬物入手方法が…


大麻の自家栽培




近年、大麻を自家栽培し、逮捕される事件が相次いでいる。
最新薬物事情から芸能人の逮捕劇まで、元マトリが語る薬物捜査の裏側!



SNSで横行!違法薬物の密売の実態!


近年、SNS上で急増しているという違法薬物の売買。
その実態を石原氏とともに緊急調査すると、SNS上には密売人のものと思われる無数のアカウントが存在!



そこには、「野菜」=「大麻」、「手押し」=「手渡し」など様々な隠語が…。



そこで、密売人に連絡…すると衝撃の展開に!



大麻は「ゲートウェイ・ドラッグ」と呼ばれ、これを入り口により強い刺激を求めて、覚せい剤などの乱用につながりかねない危険な薬物だ。



更生施設サーズ千葉に密着!


次に、TVタックルが注目したのは「薬物依存の怖さ」!



薬物依存症の女性たちが暮らすリハビリ施設「S.A.R.S.千葉」を緊急取材!


ケース(1)ようさん 26歳 入寮9カ月 覚醒剤歴1回



1年前まで普通の主婦だったが、離婚をきっかけに興味本位で覚醒剤に手を出してしまったという。


ケース(2)さやかさん 31歳 入寮5年 覚醒剤歴8年



2人のこどもをもつシングルマザー。夫の浮気とDVがひどく、逃げた先の先輩宅で痛みも嫌なことも忘れられると18歳の時に覚醒剤を勧められうち始めたという。



なぜ薬物を断ち切ることができないのか?依存症の怖さとは?


芸能界でも相次ぐ再犯。
一体なぜ薬物をやめられないのか?
専門医を交えスタジオで徹底討論!



懲罰より治療!?社会復帰への厳しい道のり


ここ数年、覚醒剤の検挙人数は減少傾向にあるにも関わらず、その再犯率は右肩上がり。



薬物依存による再犯が社会問題になっている。



2016年から、違法薬物の罪をおかした人に、社会復帰を支援するための制度「刑の一部執行猶予制度」が施行!



例えば懲役3年のうち刑期を2年、残りの1年を3年の執行猶予とし、その期間は保護観察つきで依存症の治療などにあてるというもの。



刑期の一部を薬物依存の治療などにあてるメリットについて、周愛利田クリニックの利田周太院長は…
「刑罰より治療が大事。病気だから回復できる」と語る。



その一方で、去年3月にコカインの使用容疑で逮捕され、懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けたピエール瀧氏が映画撮影に参加すると一部で報じられると逮捕から1年弱の復帰に様々な声が…


違法薬物使用者の社会復帰はどうすべきか?
“懲罰より治療”の流れに関して賛成?反対?徹底討論!



  • <ゲスト>
  • 東国原英夫   元宮崎県知事

  • 森井じゅん   公認会計士・税理士

  • 石原行雄    ジャーナリスト
  • 利田周太    周愛利田クリニック院長
  • 廣畑 徹    元麻薬取締官

  • 川畑さやか   弁護士

  • ※敬称略