これまでの放送
2019年9月15日
今回のTVタックルは
被害者・関係者たちが実情を訴える!
ニュースな当事者SP

“サギの大繁殖”“鬼怒川の廃墟ホテル”“スケトウダラの輸入価格高騰”に悩む被害者が実情を訴える!
悪臭、騒音、健康被害!?住宅街でサギ大繁殖問題

栃木県大田原市の住宅街に隣接する杉林で、住民たちを悩ます問題が勃発。それはサギの大繁殖!
TVタックルでは、現場上空をドローン撮影。
すると驚きの光景が!

その数、およそ300羽!
「アオサギ」や準絶滅危惧種の「チュウサギ」など、4種類のサギがいるという。

近隣住民によると、24時間響くサギの鳴き声で体調を崩したり、フン被害で洗濯物も干せない状態。

さらに抜け落ちた羽根や死骸で不衛生な環境だ。

被害は他にも、杉林から直線距離で6キロ離れた関根養魚場では、毎日サギに魚を食べられ、その被害額は年間100万円以上!

これまで市は、鳥が嫌がる音を出す装置を設置したり、薬を散布するなどの追い払い対策を行ってきたが、目立った効果がないという。
天敵が少ない、川が近いなどの理由で住宅街近くで毎年繁殖を繰り返すサギ。

増え続けるサギを撃退するには、どうすべきか?
被害者がスタジオ出演。現状を訴える!

廃墟ホテルに悩む鬼怒川温泉!女将が実情を訴える!

1993年のピーク時には、年間341万人の宿泊客を集めた関東有数の温泉街鬼怒川温泉。

ところが昨年の宿泊者は年間180万人まで減少。

その原因の一つと言われているのが「廃墟ホテル」

市によると現在、鬼怒川温泉には廃墟ホテルは3軒あるが、建物の所有者に撤去を求めているが連絡が取れず、行政で撤去しようにも解体費用は6億円以上かかるという。

景観によるイメージダウン、衛生面、治安、倒壊の危険など問題山積の廃墟ホテル問題。

「観光栃木の魅力を創る女将の会」会長で「花の宿 松や」の女将・臼井さんは、「とにかく廃墟ホテルを壊してほしい」と訴える。

鬼怒川温泉の廃墟ホテル問題、一体どうする?
弁護士軍団が考える解決策とは?


おでんがピンチ!スケトウダラ輸入価格高騰問題

秋から冬にかけて需要が高まるおでん。
今後、おでんだねの原料となるスケトウダラのすり身の不足が予想されている。

さつま揚げなど練り物の主な原料となっているスケトウダラのすり身だが…
その輸入価格は、おととしには1キロあたり約270円だったのが、今年6月には約400円まで上昇。
価格高騰の背景には、「魚のすり身はヘルシー」と欧米や中国の消費量が増えていることが原因で、日本への供給量が減っているという。

日本かまぼこ協会の下村会長は、スケトウダラの輸入価格の高騰が商品の価格に転嫁できないと嘆く。

いま流通している商品価格のまま商品をつくると、原材料が値上がりした分、生産者の利益が減少。
そのため商品価格を上げられず淘汰され、倒産した会社も多いという。
危機的状況を回避するためにはどんな対策が必要なのか?
日本かまぼこ協会の会長がスタジオ出演
スケトウダラの価格高騰による生産者の現状を訴える!

- <ゲスト>
- 東国原英夫
- 橋口いくよ 作家
- 菅野朋子 弁護士
- 髙橋知典 弁護士
- 阪口采香 弁護士
- 小林十四三 被害を受けている住民
- 関根禎行 関根養魚場
- 臼井静枝 「花の宿 松や」女将
- 下村全宏 日本かまぼこ協会 会長
- ※敬称略