これまでの放送

2019年8月18日

今回のTVタックルは

真夏の成田税関に緊急密着&海洋ゴミが大量漂着!?
ニッポンの“水際”最前線SP



訪日外国人が増加する中、ますます巧妙化する違法薬物などの密輸の手口。
一方、国境の島と言われる対馬には、韓国などからの海洋ゴミが大量に押し寄せている。
日本が抱える様々な水際問題を徹底討論!



世界の危険地帯に潜入取材するジャーナリスト
丸山ゴンザレス氏が語る最新密輸手口


今年6月、静岡県南伊豆の海岸で、約1トン、末端価格約600億円の覚せい剤を押収。
海上で薬物の受け渡しを行う「瀬取り」と呼ばれる手口で密輸されたとみられる。



さらに今年2月には、中国人の男が化学処理を加えると覚醒剤に加工できる液体をマッサージオイルの瓶に入れ密輸。
新たな密輸の手口が横行している。



世界中の危険地帯に潜入取材するジャーナリスト・丸山ゴンザレス氏によると、アナログな手口による密輸が近年横行しているという。
さらに、知らぬ間に運び屋に仕立てられるケースも。

丸山ゴンザレス氏が語る海外旅行で注意!
“うっかり近づくと危ない現場”



海外でトラブルに巻き込まれないために注意すべきことは!?


危ない現場(1):違法薬物
アメリカ・ロサンゼルスの観光スポット・リトルトーキョーにほど近い路地裏では、日本では違法の薬物が白昼堂々売買されている。



さらに大麻が合法の国では立派な店構えのマリファナショップがあり、大麻入りクッキーが普通に販売されている。


危ない現場(2):偽ブランド
一見、普通のキレイなかばん屋さん。ところが売られている商品はすべて偽ブランド品ということも…
日本に持ち込めば厳しく処罰されることもある。



夏休みの海外旅行で陥りやすい犯罪やトラブルとは?
丸山ゴンザレス氏が注意すべきポイントを徹底解説!



成田国際空港 東京税関成田税関支署に完全密着!

去年、国際線旅客数が約3500万人と過去最多となった日本の空の玄関口「成田国際空港」。
その空港の一角にある“日本の水際”で守っているのが「東京税関成田税関支署」だ。
今回、TVタックルは夏休み真っただ中の成田空港検査場に完全密着!



(1)大量摘発!高級偽ブランド品
ベトナム便で来た外国人男性。あまりにも大量の荷物の為 検査が行われた。
すると…



荷物の中から次々に出てきたのはバッグなどの偽ブランド品14品。
偽ブランドなどの「知的財産侵害物品」は、法律で禁じられている。



(2)中国便の逆ギレおばあちゃん
税関職員に止められ大声で騒いでいたのは中国便で来たおばあちゃん。
荷物の中にはソーセージなどの肉製品が!
家畜への伝染病を防ぐ為 法律で禁止されているのだが…



「1つだけでもいいから持って行かせて」と懇願。
結局、一緒に来ていた娘の説得を受け、所有権を放棄した。



他にもベトナム便で来た女性の荷物からは大量のタバコが!
関税逃れや違法物品の持ち込みは後を絶たない。



そんな中、今年4月、成田空港の検査場に混雑緩和などが目的で、先行導入された「電子申告ゲート」。
日本人を対象に、入国する際の税関チェックを自動化し、混雑緩和などを図る。



増え続ける訪日外国人に、日本の税関はどう対処すべきか徹底討論!



国境の島“対馬”に押し寄せる海洋ゴミ問題



九州と朝鮮半島の間に浮かぶ国境の島とよばれる「対馬」。
その海岸にはおびただしい漂着ゴミが…



2016年度環境省の調査によると対馬に漂着したペットボトルのうち40%が韓国、中国は17%と、近隣国からの漂着ゴミが海流と風向きの関係で対馬に流れ着いている。



対馬市によると、年間の漂着ゴミは、なんと9000立米。
サッカーコート2面分の量にも及ぶという。



その多くはプラスチックゴミだが、中でも問題視されているのは5ミリ以下のマイクロプラスチック。
海洋問題に詳しい東京農工大の高田秀重教授によると、プラスチックゴミの海洋流出が続けば、生体系に悪影響を及ぼす可能性があると指摘。

人体への影響は?増え続ける海洋プラスチックゴミを減らすための対策とは?



  • <ゲスト>
  • 東国原英夫

  • 山口真由    元財務官僚
  • 菅野朋子    弁護士

  • 丸山ゴンザレス ジャーナリスト
  • 松田 学    元成田税関支署長
  • 保坂直紀    東京大学大学院 教授

  • ※敬称略