これまでの放送

2019年7月7日

今回のTVタックルは

高齢ドライバーによる事故多発︕
ニッポンの交通問題ど〜するSP



『最近、毎日のようにニュースで取り上げられる高齢者ドライバーの事故。』
死亡者も出ており、高齢化社会の今、高齢者の自動車運転能力や免許返納など抱える交通問題は多い。
更にこれから自動ブレーキシステムや自動運転の発展など、高齢者に限らず、自動車社会はどうあるべきか?どう進むべきか?
TVタックル独自の目線でその後を追って徹底取材!


踏み間違い事故多発!高齢ドライバー問題

今年4月池袋で車が暴走、母娘2人を含む12人が死傷した事故など、相次ぐ高齢ドライバーによる事故。
一番目立つ事故原因が「アクセルとブレーキの踏み間違い」といわれている。
主な原因は慌ててパニックになるケースと筋力低下や関節の可能域減少によりブレーキペダルまで足が届かないケースだという。



この対策として急発進防止の安全装置も販売されている。
こうした装置に対して東京都は補助金による支援を発表。
数千円の自己負担で安全装置取り付けることも可能に…。



車の対策だけでなく、一部コンビニなどの駐車場に突っ込み防止縁石の接置も。
さらに高齢者ドライバー講習の参加者も増加傾向にあるという。



政府は高齢者に免許証の自主返納を呼び掛け、その数は増えているが、返納率は約5%ほどなのが現状だという。
その背景には75歳以上の約7割が運転に自信があるという調査結果も…



高齢ドライバー事故。
踏み間違いはどうすれば減るか?それとも免許返納か…。
専門家を交え徹底討論!


高齢ドライバー走行注意!全国事故多発道路!?

昨年7月、70代の男性が約10キロに渡って高速道路を逆走、車7台と衝突。
6人が重軽傷を負った事故。原因の一つに考えられる高速の入り口間違い。
そんな高齢ドライバーの事故は道路の構造によって引き起こされるケースも…。



(1) 首都圏高齢ドライバーにとって危険道路。東京・秋葉原の万世橋交差点

交差点内が微妙にカーブしている万世橋交差点。
交差点内に車線も無く、並走している直進車がなぜか接触事故を起こすという。その原因は?
交通事故鑑定人の相見忍氏が現場で徹底検証!



(2) 首都圏高齢ドライバーにとって危険道路。埼玉・首都高与野出口

ここは、首都高出口を降りるとすぐに一般道の右折レーンがある。
高速からの直進と一般道の右折の接触事故が多いという。
そこには道路環境の問題が?さらに高齢ドライバーならではの原因も?
現場で交通事故鑑定人、相見氏の見解は?



高齢ドライバー事故多発道路!?
危険な道路での対応、対策は?専門家が導き出す答えとは?


高齢ドライバー事故!最新運転システムでどこまで防げる?

高齢ドライバーによる事故防止に有効だと言われる自動運転システム。
交通事故鑑定人の中島博史氏によると、自動運転システムが確立されれば高齢者の事故は間違いなく減るだろうという。
自動車の自動運転の開発が進む中、どれだけ自動化しているかで、現在6つのレベルにわけられている。



レベル1・2は、自動ブレーキやアクセルの操作、車線維持などをシステムが行い、現在日本でも導入されている。



レベル4以上は全てがシステムにより運転され、人間が操作する必要がないと言われ、地域限定など限定はあるが完全に自動運転になるという。
しかし、専門家・中島博史によると解決すべき問題がいくつもあると指摘する。



高齢ドライバー事故防止対策に完全自動運転?
万が一、事故が起きた場合その責任はどこに?だれに?
日本の自動運転の未来はどうなるのか?
スタジオで徹底討論!

  • <ゲスト>
  • 杉村太蔵
  • 尾木直樹    教育評論家
  • 倉田真由美   漫画家
  • 中島博史    交通事故鑑定人
  • 相見 忍    交通事故鑑定人

  • ※敬称略