これまでの放送

2019年6月23日

今回のTVタックルは

事故多発の用水路&河川敷の不届き者!?
ニッポン全国 巷の大問題SP



梅雨を迎え、水による災害が起きやすい時期に突入。
全国各地で起きている水害事故の盲点として挙げられるのが、用水路への転落事故だ!



埼玉県では、2歳の男の子が用水路に転落し死亡。
千葉県では50代の男性が運転する軽自動車ごと用水路に落ち、命を落とした。
その他、茨城県や石川県でも転落事故が起きている。
そこで、用水路への転落死事故の発生状況を探るため、TVタックルが47都道府県に緊急アンケートを実施!



統計を取っていたのは38道府県。集計方法に違いはあるものの2017年と2018年に用排水路に転落し、死亡した人の数は159人という結果に。(*未集計は9都県)
中でも47人と最多の死亡事故が発生しているのが岡山県。


岡山発!転落事故多発“危険すぎる用水路”の実態



一体なぜなのか?
そこで「TVタックル」は現地を緊急取材!



岡山市には4000キロもの農業用排水路があるが、転落防護柵がないなど、危険性が高い箇所は約2500か所にも及ぶ。



これまで岡山市は、約1000か所で安全対策を実施しているが、長さが膨大であることや防護柵をつけることで車の通行に支障が出ることなどで対策が遅れているという。



住宅街でも防護柵や蓋のない、危険な用水路が―。
さらに、夜間、街灯の少ない場所では用水路の存在すらわかりにくい。


しかし用水路転落事故は、岡山県だけではなく全国的に問題になっている。



防護柵や蓋を設置できない実情とは?
さらに用水路での転落事故 その責任の所在は?
スタジオで徹底討論!



荒川発!迷惑行為が多発!?
無法地帯と化す“河川敷”の問題



東京と埼玉の県境を流れる一級河川 荒川。
のどかな光景が広がる河川敷で危険な迷惑行為が横行!


迷惑ゴルファーの実態
河川敷には、ゴルフ禁止の看板が…しかしその前でゴルフをする男性が!



迷惑ゴルファーが堂々とゴルフする場所は、志木市が管理する少年野球場。
志木市の条例では他人へ危害を与える迷惑ゴルフを許可していない。
迷惑ゴルファーを直撃すると呆れた言い訳が…



さらに荒川河川敷では迷惑ゴルフだけでなく不法投棄や不法耕作も問題となっている。
中でも、深刻な問題の1つが…釣りデッキ



川沿いに設置された200個近くもの“釣りデッキ”。
デッキを利用する釣り人に話を聞くと、自分たちが作ったのではなく、ずっと前から存在しているという。



さらに釣り小屋らしき建物も発見! 無許可での工作物の設置は、河川法違反になる。
川の増水で釣りデッキや小屋が流された場合、橋脚や堤防などが損傷し、大きな被害になる可能性があるからだ!



問題山積みの河川敷問題
“無法地帯”となった河川敷を守るためには!?



全国各地で怒り爆発!
“撮り鉄”のマナーが酷すぎ問題



最近、鉄道愛好家による迷惑行為が多発!そんな中「TVタックル」が注目したのは撮り鉄”のマナー問題


先月22日、兵庫県で電車の写真を撮ろうと男が線路脇に侵入。
近くを走っていた電車が止まるという騒動が!



記念列車や車両のラストランなどのイベントには、数多くの鉄道ファンが集まり、トラブルが起きることも少なくない。



実際に撮り鉄とのトラブルがあった鉄道会社は、踏切近くの路上を三脚などで占拠する画像を投稿。
椅子の張り紙には過激な発言もあり、警察に相談したという。
さらに 鉄道敷地内への侵入は鉄道営業法違反、さらに列車を止めるような事をすれば往来危険罪に問われる危険な行為だ。



社会問題と化している“撮り鉄”のマナー違反に
SNSの影響で写真撮影のモラル崩壊の問題など
一体どうしたら改善されるのか?



  • <ゲスト>
  • 東国原英夫
  • 野口 健    アルピニスト
  • 八塩圭子    東洋学園大学 現代経営学部 准教授
  • 佐藤大和    弁護士
  • 松島康生    災害リスク評価研究所 代表
  • 小川裕夫    ジャーナリスト

  • ※敬称略