これまでの放送

2019年4月28日

今回のTVタックルは

GW10連休に突入!
海外旅行で犯罪に巻き込まれる!?
ニッポンの“水際”最前線SP



GW10連休中の日本人の海外出国、さらに今年から来年にかけて次々に開催される国際イベント。外国人の流入で、日本の水際対策はまさに正念場。海外旅行で「不正薬物の密輸」などの
トラブルに巻き込まれないために知っておきたいこととは?
さらに、空港における日本の安全はどのように守られているのかを総力取材!

進化する密輸手口が続々!密輸に巻き込まれる!?
旅行会社JTBの試算では、今回のGWに海外旅行に行く人は約66万人との見通し!
しかし、浮かれてはいられない。



世界各地で潜入取材を行うジャーナリストの石原行雄氏は、
日本人は様々なトラブルに巻き込まれる危険性があると警鐘を鳴らす。



運び屋にされるケース
空港で重量オーバーなどを理由に
「代わりに荷物を持ってもらえないか!?」とお願いされ、
その中身が違法薬物などの場合があるという。
違法薬物の密輸は、国によっては死刑になることも…。



お土産に違法薬物!?
大麻が合法な国でもらったり、購入したチョコレートなどに大麻が入っていることもあるという。
大麻の密輸も関税法違反や大麻取締法違反に問われることも…。
他にも可愛いからと旅先で見つけた“希少動物”を持ち込んで罪に問われたり、
「旅費全額負担」「荷物を運ぶだけで高額報酬」などといった甘い言葉にのり、
アルバイトをしてしまうと、運んだものが違法薬物ということも!



海外には思わぬ落とし穴がたくさん潜んでいる!

スタジオでは、世界各地を取材してきた石原行雄氏がトラブル
に巻き込まれそうになった実体験を語る!



東京税関&動物検疫所に緊急密着!
365日24時間体制で、ニッポンの安全を水際で守っている
「東京税関・羽田空港支署」
TVタックルは今年も密着取材を敢行!



去年の密着取材では金地金の密輸現場に遭遇、今年は…



近年、増加しているのが「不正薬物の密輸」。手口も巧妙化しているため、
麻薬探知犬も出動させて取り締まり強化を図っている。



もう1つ今回「TVタックル」が緊急密着したのは
「動物検疫所」



ここでは、家畜伝染病を防ぐため、輸入が禁止されている
肉製品などの持ち込みを24時間体制で監視。
ここで活躍しているのが“検疫探知犬”
肉製品などの匂いを嗅ぎつけると職員に知らせるという

検疫探知犬が出動!すると…
アジア便で到着した家族が持っていたスーツケースのところへ



中を調べると、鴨肉や鶏肉入りのちまきなど、合計10点の肉製品が入っていた。
家畜伝染病法に基づき、廃棄処分に。

今月22日からは違法な持ち込みに関して、パスポート情報を記録するなど、対応を厳格化。



増加し続ける外国人にニッポンの安全は大丈夫!?
密輸多発の日本が取るべき対策をスタジオで徹底討論!



G20にラグビーW杯…そして東京五輪
ニッポンのテロ対策は大丈夫?

今年、日本初となる「G20大阪サミット」やアジア初となる
「ラグビーW杯」の開催、そして来年は「東京オリンピック・パラリンピック」が幕開け!
しか~し、世界各国では、テロ事件が相次いでいる。

そこで、「TVタックル」が注目したのは「入国審査」



来日した外国人によると、他の国に比べて日本の入国審査は簡単だという声が多い。



安全保障問題に詳しい拓殖大学 国際学部教授の佐藤丙午氏は、
日本の保安体制について
「諸外国に比べて、緩い」と不安視する。

現在、羽田空港を始めとする5空港で日本人の出入国審査に「顔認証ゲート」を導入。
より多くの入国審査官を外国人の出入国審査に充てることが可能になったというのだが…



佐藤氏によると、日本での顔認証システム運用には問題点も!
「顔認証で得た情報やパスポートの情報が犯罪データベースと連動しないと、
水際での対応は難しい」


一方、法務省は、顔写真のデータは「通過後に消去し、保存されることはない」
としているが、プライバシーの問題や顔写真のデータが漏れた場合、
顔認証による本人確認が導入されている銀行口座のセキュリティが
突破されるなどの危険性も指摘されている。



ニッポンの安全を優先?それともプライバシーを優先?
顔認証ゲートの是非とニッポンのテロ対策を徹底討論!



  • <ゲスト>
  • 東国原英夫
  • 千原せいじ
  • 石原行雄    ジャーナリスト
  • 菅野朋子    弁護士
  • 周 来友    ジャーナリスト
  • 松田 学    元成田税関支署長


  • ※敬称略