これまでの放送

2018年7月22日

今回のTVタックルは

今年も外国人&迷惑登山客でトラブル続出!?
世界文化遺産“富士山”の大問題SP



7月、富士山は本格的な夏山シーズンに突入。
約28万人もの登山客が訪れる。
富士山を訪れる外国人の数は、2013年の「世界文化遺産」に登録以降急増し、
2009年は全体の7%だったが、2015年には30%近くを占めるまでに。
しかし、そこには様々な問題が!

問題(1) 外国人が殺到!カオスと化す五合目の実態!?
富士山の登山ルート4つのうち、約6割が利用する山梨県側の「吉田ルート」。
登山口である「吉田ルート5合目」までバスや車で気軽に行けるということで、登山客だけではなく、観光客も多く訪れる。



そこには、去年だけで1万件にも及ぶ外国人が助けを求めて駆け込むほど、多忙を極める施設がある。



「山梨県富士山五合目総合管理センターー」
カメラを設置させてもらい その多忙ぶりに密着!

すると…登山中に孫とはぐれた80歳のカナダ人や腕を擦りむいた中国人、
さらには虫に刺されたオーストラリア人が助けを求めに駆け込んできた。



一方、日本人においても、
サンダルでの無謀登山や登山道での爆睡などマナー違反の登山者も…

そんな中、2014年から始まったいわゆる
“入山料”の任意での徴収制度。



環境保全などに使われるのだが、去年の徴収率は53%で、
導入以降、一度も目標の70%に届いていない。

急増する登山者に富士山の
“入山料”は義務化すべき?



日本人最年少で7大陸最高峰の登頂に成功した
南谷真鈴さんを交えスタジオで徹底討論!



問題(2)富士山レンジャーが見た!モラルの低い登山客!
富士山も五合目以降は険しい岩場や高山病などのリスクと隣合わせで、
本格的な登山の準備が必要なのだが…。



サンダルで登山をする外国人やウィスキーを回し飲みする香港からの登山客、
裸で下山するアメリカ人、犬を連れてのロシア人ファミリーなど危機意識の低い登山客の姿が…。



こうした登山客への安全指導やマナーの啓発を行う
富士山レンジャー。



TVタックルでは、
富士山レンジャーのパトロールに密着取材!
すると、登山道に寝転ぶ外国人や、
木の枝や溶岩を持ち帰ろうとする外国人に遭遇!

そんな中 最も問題視されているのは…



「弾丸登山」
山小屋で休息を取らずに頂上まで夜通し歩き続ける登山客。



さらに御来光を拝むため気温6度の屋外で眠りにつく登山客も…



自治体も弾丸登山の自粛を要請しているが…
一向に減らないのが実情。

一方、富士山で御来光を拝む人のほとんどが利用する
山小屋は今や外国人だらけ。
週末やお盆になると、満員で泊まれないことも…



スタジオでは世界の山を知る南谷さんが登山の危険性を解説!
さらに、富士山が抱える様々な問題の解決策とは!?



問題(3)山麓に不法投棄されたゴミの数々
富士山麓では、深刻な問題が…。
それは、心ない違法業者による大規模な不法投棄。



古タイヤなどの産業廃棄物や壊れた車などが捨てられ、
静岡県産業廃棄物協会が昨年、ゴミは40トンを撤去・回収した。
その実態を探るべく、NPO法人フジヤマフォーラムが行っている不法投棄パトロールに同行!



富士登山の玄関口である有料道路「富士スバルライン」の脇はゴミだらけ。
麓には、コンクリートや簡易トイレなどの不法投棄も!

この状況に、NPOフジヤマフォーラム
渡邊孝幸理事長が「富士山条例を作るべし」と大胆提言!
不法投棄する違法業者を取り締まるには、
どうすべきか?徹底討論!



  • <ゲスト>
  • 東国原英夫
  • 工藤夕貴    女優

  • 石原伸晃    衆議院議員

  • 南谷真鈴    エクスプローラー
  • 渡辺豊博    都留文科大学 特任教授
  • 渡邊孝幸    NPOフジヤマフォーラム 理事長

  • ※敬称略