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No.6807 4月2日(日曜日) 「ガラスの王国にて」 |
〜今日は、ガラスの王国と呼ばれる地域を訪ねます〜 |
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スモーランド地方を走る鉄道の沿線は ガラス産業が盛んで別名『ガラスの王国』と呼ばれています この一帯で最も古い歴史を持つコスタボダの工房では 食器等の生活用品だけではなくガラスアーティストが オブジェを制作しています こちらは生活用品のショールームです この一帯にガラス工房が出来始めたのは18世紀半ばのこと 24時間、常に稼働する溶鉱炉の燃料となる木材が 豊富にあったためでした ガラスの溶鉱炉から出てきたのは、一体何でしょう 何とニシンのチーズ焼きです 民族楽器の演奏に乗り ヒットシルと呼ばれるディナー・パーティが始まりました シルとはニシンのことだそうです このパーティ、元々はガラス職人たちが 溶鉱炉の余熱でニシンを焼き、お酒をくみ交わしていたところ 冬の寒さをしのぐため、近所の人々が大勢集まり 宴会となったことから始まりました |