'del verso a la mar' (CARAMBA CRACD-131)
カセレスを出発した列車は イベリア半島を縦断する交易路「銀の道」を離れ 東に進路を変えます
混み合った車内で6歳の男の子と出会いました
右側に座るのはお父さん 訳があって、二人は、はなればなれに暮らしています 今日は二人が月に1度だけ会うことが許される日 なのだそうです
男の子が首からぶら下げているのは お父さんの手作りのお守りです
離れていても、この子を守ってくれますように そんな想いが込められているそうです
車窓には、まだ雪の積もったグレドス山脈が 広がっていました
マドリッドの西側に東西にわたって横たわる 標高2000メートル級の山々です