標高700メートルを越えるロンダの街

深い谷が貫くこの街は、紀元前6世紀、ケルト人の入植によって
その歴史が始まったと言います

かつてヘミングウェイはこの街を
「ロマン溢れる舞台装置」と、讃えました
そんなロンダの魅力に惹かれ、今でも世界中から
大勢の観光客が集まります
　
街で一番の見所は、新市街と旧市街を繋ぐヌエボ橋
18世紀、谷間に流れる河の氾濫によって古い橋が壊れ
この石橋が作られました
橋の内部は重犯罪者の刑務所にもなっていたとのことです

ロンダのもう1つの見所は、1784年に完成した
スペインで最も古いと言われる闘牛場です

直径66メートル、トスカーナ様式の柱が
美しいアーチを形作っています

闘牛場の中には博物館があり
このロンダが輩出した闘牛士達の
衣装などが展示されていました

18世紀後半、ショーとしての闘牛が確立されると
派手な衣装が使われるようになったとのことです