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トップページ  > 放送内容トップページ  > メキシコ編トップページ  >4月16日 No.8225「フリーダ・カーロ博物館」
No.8225  4月16日(金曜日)  「フリーダ・カーロ博物館」
〜今日はフリーダ・カーロ博物館を紹介します〜

音楽詳細
曲名 "Coyoacán and Variations"
演奏者 Elliot Goldenthal
CD名

'Frida Soundtrack'
(dg 474150)

   

メキシコシティは
数々の芸術家を生みだしてきた街です
この国を代表する女性画家フリーダ・カーロの
博物館を訪れてみました
ここはフリーダが生まれた家そして彼女の夫で
世界的に著名な壁画の巨匠ディエゴ・リベラとともに
晩年を暮らした場所でもあります

青い建物に反射する光に包まれた彼女のアトリエ
18歳で交通事故に遭い
生涯治ることのない重傷を負ったフリーダは
絵画に目覚めその苦しさをぶつけます

常に襲ってくる肉体的な苦痛だけでなく
愛する夫の浮気に苦しんだその心象風景は
体を縛るコルセットにさえ描かれました

多くの自画像を残した彼女のベッドには
鏡が取り付けられ寝たきりでも絵を描き続けたといいます
しかし画家として成功しながらも体が回復せず
47歳の若さで亡くなります

死の直前に描いた最後の作品は
真っ赤な切り口を見せるスイカの絵
記されていたのはビバ・ラ・ビダ!人生万歳
という文字でした
この青い家には彼女が人生の苦しみを生き抜いた証が
残されています

     
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