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No.8080  11月13日(金曜日)  「火山と共に生きる街」
〜今日はカターニャの街を紹介します〜

音楽詳細
曲名 "A nuciddara"
演奏者 Discanto Siculo
CD名

'Music Of Sicily'
(ARC Music EUCD1961)

   

シチリア東部にそびえ立つ山エトナ山
標高3329メートル
ヨーロッパ最大の活火山です

エトナ山のふもとに位置する街カターニャ
この街のシンボルとなっているのは
こちらの象の噴水

溶岩で造られたこの象は
8世紀の魔術師
エリドリスの象で
エトナ山の火山活動を沈める魔力が
あると信じられています

そしてその向かいにあるのは
溶岩と大理石で建てられた大聖堂
こちらもまた
火山の災害から街を守ると伝えられています

建物の中には1669年の大噴火を描いた
フレスコ画が飾られています

この時の噴火は122日間も続き
1万2千人もの人が犠牲になりました
この街ではその悲惨な歴史を記憶にとどめ
今もなお火山と共に生きています

     
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