ジュールから1時間半ショプロン駅に到着しました

オーストリアと国境を接する街、ショプロン

オスマン・トルコの襲撃を免れた
数少ない街のひとつです
ゴシック様式やバロック様式の建物が連なる街並みは
中世の雰囲気を残しています。

ハンガリーを代表する音楽家フランツ・リストは
ショプロンの近郊で生まれました

街の中にはゆかりの場所や品々が残されています

しかしリストが生まれた街は
現在ではオーストリア領になっています

ショプロンも
オーストリアに組み込まれる可能性がありました

第1次世界大戦後
ハンガリーに留まるかオーストリアに属するかを問う
住民投票が行われたのです

当時の市長トゥルネル・ミハーイは
「ハンガリーに留まるべきだ」
と主張し市民はその呼びかけに答えました

以来、ショプロンはハンガリーで
「最も忠実な街」と呼ばれています