タンビージョ駅を出発しておよそ2時間
レールバスは次の停車駅エル・ボリチェに
近づいていきます

まもなく雨季に差し掛かるため
頂上は雲で覆われていますが
このあたりは標高の高い火山が連なっています

午前11時国立公園近くにある
エル・ボリチェ駅に到着しました

エクアドル中部に位置するコトパクシ国立公園
その中心に聳えているのが
世界で最も高い活火山の1つコトパクシです
なだらかな円錐形のこの火山は
「富士山」によく似た形をしています

およそ300年の間に
数十回も噴火を起こしてきた活発な火山で
1903年の激しい大噴火では
近隣の村に大きな被害を与えたそうです

公園内には
この標高でも生きられる高山植物だけが
ひっそり息づいています