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No.6551 7月5日(火曜日) 「パンノニア号で出発」 |
〜今日はプラハから、国際列車に乗車します〜 |
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闇の中に光り輝くプラハ この街に別れを告げ、遠く東へ旅立ちます およそ100年の歴史を持つ、プラハ本駅 かつて切符売り場だったカフェで 旅立ちの時を待ちます これから乗車するのは、パンノニア号 プラハとルーマニアの首都ブカレストを結ぶ国際列車です その距離およそ1500キロ スロヴァキア、ハンガリーを縦断する長旅が始まります パンノニアとは、ハンガリーを流れるドナウ川の 西の岸辺にかつてあったローマ帝国の属州 古のロマンが刻まれた行く手に、期待がふくらみます 11時23分、列車は定刻通りに出発 春の夜風を受けながら、漆黒の闇を駆け抜けます |