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No.7361 10月25日(木曜日) 「スラヴ叙事詩」 |
〜今日はモラフスキー・クルムロフに到着します〜 |
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ブルノを出発して、およそ1時間 列車はモラフスキー・クルムロフに到着しました モラフスキー・クルムロフを訪ねた理由は この館の中にあります アルフォンス・ミュシャが手がけた大作 「スラヴ叙事詩」が展示されているのです ウィーン、パリ、ニューヨーク… 放浪の画家と呼ばれたミュシャが 祖国に戻ったのは50才の時でした そして17年の歳月を費やし、完成させたのが 20枚に及ぶ連作「スラヴ叙事詩」だったのです アール・ヌーボーの技法をあえて用いず その描写は素朴で実直 苦難の道を歩んできたチェコや スラヴ民族の歴史を見つめながら ミュシャは未来への希望を絵筆に託しました |