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No.7361  10月25日(木曜日)  「スラヴ叙事詩」
〜今日はモラフスキー・クルムロフに到着します〜

音楽詳細
曲名 "No.3: Rings ist der Wald so stumm und still"
演奏者 Dvořák
CD名 'ドヴォルザーク「チェロ協奏曲」の秘密'
(ソニー SICC 516)
ブルノを出発して、およそ1時間
列車はモラフスキー・クルムロフに到着しました

モラフスキー・クルムロフを訪ねた理由は
この館の中にあります

アルフォンス・ミュシャが手がけた大作
「スラヴ叙事詩」が展示されているのです
                                           
ウィーン、パリ、ニューヨーク…
放浪の画家と呼ばれたミュシャが
祖国に戻ったのは50才の時でした

そして17年の歳月を費やし、完成させたのが
20枚に及ぶ連作「スラヴ叙事詩」だったのです

アール・ヌーボーの技法をあえて用いず
その描写は素朴で実直

苦難の道を歩んできたチェコや
スラヴ民族の歴史を見つめながら
ミュシャは未来への希望を絵筆に託しました
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