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No.7328 9月22日(土曜日) 「ドヴォルザーク少年」 |
〜今日は沿線の様子をご覧下さい〜 |
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プラハから北へ30キロ ネラホゼヴェス・ザーメックという小さな駅の近くに 鉄道が大好きな一人の少年がいました アントニン・ドヴォルザーク チェコを代表する大作曲家です ここはドヴォルザークの生家です 両親はここで肉屋と宿屋を営んでいました 1850年、ドヴォルザーク9歳の時 胸を躍らせる出来事が起こります プラハと北ボヘミアを繋ぐ鉄道が開通 ドヴォルザーク少年は、たちまち蒸気機関車の とりこになり、毎日この駅で列車がやってくるのを 心待ちにします ドヴォルザークは、生涯を通じて 鉄道をこよなく愛しました 51歳でニューヨークに渡ってからも ほぼ毎日グランド・セントラル駅へ出かけ 列車を眺めていたと言います ドヴォルザークの奏でるメロディーには 列車の走るリズムが刻まれているのかもしれません |