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No.7167  4月10日(火曜日)  「夏の日 ブエノスアイレスにて」
〜今日は、アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスをご覧下さい〜

音楽詳細
曲名 "Quejas De Bandoneon"
演奏者 Anibal Troilo And His Orchestra
CD名 'History of Tango'
(MUSIC HALL M.H.10.001/2-2)
ラ・プラタ川
川と呼ぶにはあまりにも広大な水面
水を口に含んでみれば確かに真水です
スペイン語で銀の川という意味を持つ、この川の畔に
ブエノスアイレスはあります

ふと、ヨーロッパにいるような錯覚に捕われる、堂々とした町並
『パリに負けない風格のある町を』
かつて新大陸に渡って来た人々は
そんな想いを胸に、歴史を築いて来ました

古い港の一角に、ボカと呼ばれる地区があります

哀しみ、悦び
苦しみ、安らぎ…
海を渡ってこの地にやって来た移民たちが
その心情を旋律とステップに託したタンゴは
ここで生まれました

タンゴはヨーロッパの真似ではなく
アルゼンチンが独自に作り上げた偉大な音楽
ブエノスアイレスの人々は胸を張ってそう言います
列車はそんな町に、大勢の人々を運んできます
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