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2025年4月9日

ついに今夜、初回放送!『特捜9 final season』主演・井ノ原快彦&羽田美智子が座談会に登場!! 「最終話まで走っていきます!」(井ノ原)「愛にあふれた現場は奇跡」(羽田)通算20作目の集大成に懸ける想いを語り尽くす!!

通算20作目の記念すべき節目に集大成となる『特捜9 final season』!
今夜、初回放送スタートに先立ち井ノ原快彦と羽田美智子が座談会を実施!

 2018年4月、『警視庁捜査一課9係』からバトンを受け継ぐ形でスタートした、井ノ原快彦主演『特捜9』――。以来、難事件に挑む個性派刑事たちの活躍と、背景にあるそれぞれの人生模様を丁寧に描き、シーズンを重ねるたびに新たな視聴者層を巻き込んでファンを増やしてきました。そんな人気シリーズ『特捜9』 がこの春、ついに『final season』を迎えます! 
 いよいよ今夜、初回拡大スペシャルの放送が迫る中、今作より《班長》として活躍する浅輪直樹役の井ノ原快彦、彼とともに数々の難事件を解決してきた盟友・村瀬(小宮山)志保役の羽田美智子、そして大川武宏ゼネラルプロデューサーが登場し座談会を開催しました!

「ワンクールの話だと思っていたのですが、気が付けば20作(笑)」(井ノ原)
「すごく生命力のある作品なんだなと改めて思います」(羽田)
絶好のコンディションの中で撮影が進んでいることもアピール!

 冒頭の挨拶では「暖かくなってきましたね。『特捜9』の季節だなぁと思っています。皆さんのおかげでここまで走ってこられました。最終話まで、まだまだ走っていきます!」(井ノ原)、「『警視庁捜査一課9係』から数えると通算20作目。今回が最後の年となるということで、始まる前からみんな気合十分です。現在、撮影真っ最中ですが、こんなにも愛にあふれた現場は奇跡だなぁと思いながら毎日を過ごしています」(羽田)とアピールします。
 大川プロデューサーから「改めて『警視庁捜査一課9係』のときは、どのような気持ちで始められたのですか?」と振られると、井ノ原は「《事件もの》というより《刑事もの》を作りたいというお話で、刑事にも日常があるということを描きたいとお聞きしていました。チャレンジの気持ちで挑んだことを覚えています。ただ、ワンクールの話だと思っていたのですが、気が付けば20作も続いて…」と苦笑いに。羽田も「すごく生命力のある作品なんだなと改めて思います」とうなずくのでした。
 また、お互いの初対面の印象を問われると「お会いする前から『あんなにいい子いない』と聞いていたんです。実際に会えば、本当にいい子で…イタズラとかして可愛かったよね」(羽田)と微笑むと、それを受けた井ノ原は「まだ29歳でしたしね」と目じりを下げます。「羽田さんは、緊張感があふれる現場でもいつもほんわかされていて。羽田さんがいれば絶対に大丈夫だと感じさせてくれました」と回想しました。
 また、『警視庁捜査一課9係』に主演した渡瀬恒彦とのエピソードでは「兄貴(渡哲也)からも『あの若いの、いいな』って言われたぞ」とおっしゃっていただけたことが心に染みました。『あ、俺はここにいてもいいんだ』と思えた瞬間でした」(井ノ原)と懐かしむのでした。

「『これで最後です』と言われてスタートできるのは幸せ」(井ノ原)
「最後に何ができるのか?という打ち合わせを何回もしました」(羽田)
『final season』に向けた思いを吐露! 井ノ原は渡瀬、寺尾との感動秘話も…!

 現在、絶好調で撮影の進む『特捜9 final season』ですが、今作で最後だと最初に聞いた際の印象は?との問いには「毎年、僕たちは《これが最後》だと思ってやってきました。20作もやらせていただいて、『これで最後です』と言われてスタートできるというのは、こんなに幸せなことはないという思いです」(井ノ原)と真剣な眼差しに。一方の羽田も「最後に、我々に何ができるのか?という打ち合わせをみんなで何回もしましたね」と前向きな姿勢で臨んでいることを明かすのでした。そして井ノ原にとって、もう一つの幸せが「合計20回も主題歌をやらせてもらえたこと」だそう。これには羽田も「主題歌があって、ドラマの方向が決まる部分もあるので、私たちにとっても目標になった」とねぎらうのでした。

 続いて、記者からの質疑応答では《『特捜9』らしいエピソードはありますか?》との質問が。これには「その場、その場でセリフや動きが作られていく場面があります。これは、なかなかほかの現場ではできないし、あり得ないことですね」(井ノ原)、「役者がセリフを作るというのは本当でしたら許されないことなのですが、それを一緒に考えて『やりましょう!』というスタッフさんだからこそですね」(羽田)と答え、会場を驚かせました。さらに《渡瀬さんへの思い、『特捜9』を受け継いだ思いを改めて》との問いに井ノ原は「渡瀬さんには、間違いなく育てていただいたという思いがあります。変な話ですが、亡くなられてから余計に距離が近くなった気がするんです。どこかで見ていただいている感覚が常にあります。また、寺尾聰さん(『特捜9 season1~2』主演)からは『お前はもう大丈夫だから。これからは羽田さんを頼りにしなさい。誰よりもプロだから』とおっしゃっていただきました。それ以降は、羽田さんに『それ、いいね!』と言われたことは、絶対の自信に繋がりました」との秘話を明かして、会場は感動に包まれたのでした!

#ありがとう特捜9 メッセージ企画に寄せられたエモいメッセージの数々に
「ちゃんと観てくださって…ありがたいですね」と井ノ原も感激!!

 最後は『特捜9 final season』の放送に先駆け、公式Xで募集した#ありがとう特捜9 メッセージ企画に寄せられた、視聴者からの『特捜9』の好きなシーン、思い出など、たくさんのメッセージを散りばめたボードを紹介。「背中を押してくれた大好きなドラマです」「笑って泣いて考えさせられ、周囲も自分にも優しくなれるドラマだったなぁ」、「浅輪くんが走ると春が来る!」、「9係、特捜班のみんなと人生を共に歩んできた感覚があります」、「『今週の「特捜9」みた?』 大学進学を機に、一人暮らしを始めた私と母との毎週決まったやり取り」、「パワーチャージできる時間をありがとう!」、「ファイナルシーズン最後まで見届けます!」など、『特捜9』が長年、視聴者と共に歩み続けたことがうかがえる、熱くエモーショナルなメッセージの数々を目の当たりにし、「ちゃんと観てくださって…ありがたいですね」(井ノ原)、「『9係と特捜9とともに生きてきました』ですって! うれしいですね」(羽田)と感動もひとしおとなるのでした。
 こちらのメッセージボードは4月13日(日)まで池袋駅にて掲出中。また、10日(木)よりフォトブースとしてテレビ朝日1階のアトリウムで一般公開されることになります!

 締めの挨拶では、井ノ原が「ここまで続けてこられたのも、観てくださった方のおかげです。《裏番組》とよく言いますが、僕は、テレビは横一列で視聴者に届けるものだと思っています。『特捜9』は『できるだけ、(放送翌日の)木曜日が楽しくなるように』という気持ちでやってきました。『特捜9』は今回で終わりますが、また、新たな番組が始まります。引き続きテレビをもっともっと元気に、これからも続いていくように応援よろしくお願いします!」と語り、二人はこの日一番の大きな拍手で送られ、撮影現場の雰囲気と同じく、終始和気あいあいとした和やかなムードで座談会は終了しました。

 新人刑事から時を経て班長に就任し、これまで以上に市井の人々や特捜班メンバーと丹念に向き合う直樹の成長ストーリーや彼を筆頭とした個性派刑事たちの群像劇は《家族で楽しめる刑事ドラマ》として長く愛されてきました。そんな魅力をさらに進化させた今作は『警視庁捜査一課9係』から続く『特捜9』の集大成であり、長年のファンはもちろん新たな視聴者も惹きつけます!
 熱視線が注がれる中、ついに本日4月9日(水)よる9:00から初回拡大スペシャルでスタート! 『特捜9 final season』にぜひご期待ください!

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