STORYあらすじ

2017.1.21
第1話

 宮脇咲良が演じるのは、フツーの女子高生。母親を早くに亡くし、豆腐店とプロレス道場を営む、父、ウロボロス洋平(菅原大吉)と暮らしていた。洋平はかつてチャンピオンにまで登りつめたプロレスラーで、引退後は豆腐店の傍ら、“錦糸町道場”を経営していた。
 ある日、咲良がいつものように親友の向井地美音と話していると、父・洋平が急死したという知らせが入る。自らの道場からチャンピオンを輩出したいという夢を叶えるため、トレーナーとして選手の育成に力を注いでいた父。だが、女子プロレス人気が高まり、これからというときに弟子の矢崎英一郎(渡辺いっけい)の裏切りに遭い、新設団体“白金ジム”に有望選手をごっそり引き抜かれ、残っている門下生は横山由依ただひとりという落ちぶれ様だった。一方の白金ジムは現在、“WIP(ワールド・アイドル・プロレスリング)”のスター選手である松井珠理奈を始め、兒玉遥、島田晴香、松村香織、白間美瑠など人気選手を擁する一大勢力に成り上がっていた。
 それまで父親を避け、プロレスを嫌悪してきた咲良だったが、亡き父の家族への想いとプロレスへの情熱を知ることに。そんな中、矢崎から挑発を受け、思わずプロレスの世界に入ることを宣言してしまうが…!?