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2019年4月24日
渡辺謙さん、アンドリュー・ゼインさん、藤本一彦プロデューサー コメント
アンドリュー・ゼイン(ワーナー・ブラザース・インターナショナル・テレビ・プロダクション クリエイティブ・フォーマット開発&営業部門 上級副社長)コメント
私達はテレビ朝日がこの歴史ある番組を日本の視聴者にお届けするのを楽しみにしています。
テレビ朝日プロデューサー・藤本一彦 コメント
テレビ朝日開局60周年記念作品として、世界的に大ヒットした『逃亡者』を、日本版として初めてスペシャルドラマ化致します。
アメリカのテレビ史に残る高視聴率を獲得した連続テレビドラマ版は勿論、アカデミー賞にもノミネートされた1993年の映画版をもベースにして、現代の日本に名作『逃亡者』が、蘇ります。
ロンドンで、ミュージカル『王様と私』公演中だった、日本が世界に誇る名優・渡辺謙さんに出演交渉した所、快く主人公役を引き受けていただく事になりました。
“無実の主人公が、警察等の追及を逃れつつ、真犯人を捜し出す”というドラマ形式には、サスペンス、ミステリー、犯人探し等のハラハラドキドキする要素が満載です。その原点、とも言える『逃亡者』を日本で初めて完全リメイクする今回の試みは、多くの視聴者にエンターテインメント作品として満足いただけるものになる、と思います。
アメリカのテレビ史、映画史に残る名シーンの数々を現代日本に置き換えて“逃亡”と“追跡”を克明かつ大規模に映像化してゆきます。また、逃亡者を執拗に追う刑事、医師である主人公の周りの医学界の人々、そして殺される妻等々、豪華で実力派の俳優の方々を迎えて制作する予定です。
ワーナー・ブラザース・インターナショナル・テレビ・プロダクション(WBITVP)の全面的協力を得て贈る、かつてないスケールのスペシャルドラマの決定版・『逃亡者』。どうぞご期待下さい。

渡辺 謙 コメント
新時代によみがえる日本版『逃亡者』で主演を務める心境は?
このお話をいただいたときは、「こう来たか!」と胸躍るものを感じました。まだ仮台本の段階ですが、いただいてすぐ、前後編を一気に読み上げてしまいました。こんなにも一気に読める台本をいただいたのは、久しぶりでしたね。ハリソン・フォードとトミー・リー・ジョーンズが追いつ追われつ男たちのドラマを展開した1993年の映画も、お2人がまさに脂がのっているときに撮られた作品で、躍動感のある素晴らしい映画でした。
主人公の人間的魅力とは?
実は、医師を演じるのは初めてなんです。今回の作品では、医師として“生命の重さ”を知る主人公が、自らの命をどう生き抜いていくか…そこに執着していきます。ある意味、“生きる力”みたいなものを試される役柄ですね。そして役はもちろんのこと、僕自身の“生命力”も試されていくドラマになる気がしてなりません。そこがとても面白いなと思っています。でも実際の人生では、追う側も追われる側もイヤですね。こんな追跡劇には、絶対に関わりたくありません(笑)。
激しいシーンが多いことも予想されますが…!?
和泉聖治監督のもと、ものすごいアクションが盛り込まれた大活劇になると思うので、“生命力”を描いた人間ドラマとアクションの両輪をお楽しみいただけるドラマになるのではないかと思います。撮影はこれからですが、監督からどんなことを要求されても耐えられるような身体作りはしておかなければと覚悟しています。
追われながらも真実を追求する役どころですが、ご自身が追い求めていることとは?
これまでの俳優人生で僕が追い求めてきたことは非常にシンプルで、自分の“好奇心の針”がビュンと振れるような作品との出会いを、ただひたすら求めてきた気がします。この『逃亡者』はまさにそんな作品です。