
2010年8月6日、広島を訪ねたノンフィクション作家チャーリー
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チャーリーは今年1月、被爆者の実態を描いた本をアメリカで出版した。が、原爆投下部隊の元隊員だったと語る男の嘘を見破れず掲載したため出版停止となる。彼は二重被爆者山口彊さんの「憎しみからは何も生まれない」という言葉を心に刻んでいた。今夏訪れた広島では兄を原爆で息子を9・11テロで失った被爆者の「恨まぬ心」に感銘する。「原爆投下は正しかった」「核兵器は平和に必要」が多くを占める米国世論の中、チャーリーの核廃絶・平和への旅が始まった。
制作:朝日放送
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