
自主作付を続けてきた涌井さんは、所得補償制度の導入によって転作に応じることにした
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猫の目農政に翻弄され続けてきた“モデル農村”大潟村。村は減反政策に従う遵守派と、自ら販路を開拓した自主作付け派に二分され、激しく対立してきた。しかし、政権交代の目玉政策ともいえる戸別所得補償が村の構図を変えた。自主作付け派の多くが、今まで拒んできた転作を選択したのだ。かつて“ヤミ米派”と呼ばれた涌井さんは、転作作物の原料米を使った米粉に活路を見出し、リスクを背負って後戻りできない事業に乗り出した。
制作:秋田朝日放送
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