2010年8月2日放送
シリーズ戦後65年A 遺言〜残された日々を被爆者として生きる〜2010年8月9日放送〜

被爆証言する坪井直さん(85)
被爆者・坪井直さん、85歳。20年近くに渡って、被爆者団体の先頭に立って、平和を訴えてきた。そんな坪井さんにも「引退」がちらつくようになった。体には2つのガンをかかえる。「わしは明日、死ぬかもしれんで」が口癖になった。今年5月、坪井さんは、最後との思いでニューヨーク国連での軍縮会議に参加。世界に核廃絶を訴えた。帰国後も、声がかかれば、どこにでも足を運び、被爆体験を証言し続ける。命を削りながら、被爆者として生きる日々を見つめた。

制作:広島ホームテレビ


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