2006年6月12日放送
産めない、産みたい〜着床前診断、その知られざる世界〜2006年6月12日放送〜

着床前診断のため、受精卵の細胞を取り出す瞬間(受精3日目)
イギリスで「試験管ベビー」と呼ばれた体外受精児の誕生から28年。日本では、今や65人に1人が体外受精で生まれ、累計では10万人を超える。子供を産めない夫婦の望みを叶える体外受精だが、それに伴う「着床前診断」が波紋を広げている。受精卵を子宮に戻す前に、遺伝子や染色体を調べ、正常なものを選ぶ医療行為だ。病気や障害、性別が分かることから、命の選別につながるとの批判がある。不安と緊張が伴うプライベートな世界にカメラが入った。着床前診断をめぐりいま何が起きているのか。一組の夫婦の体験もまじえ実態を報告する。(制作:朝日放送)


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