2005年11月15日放送
「スペシャル・ボンビング・ミッション」〜原爆模擬爆弾投下〜

福島市に残されている模擬原爆の 破片
終戦直前の1945年7月20日、福島市に飛来したB−29から1発の巨大な爆弾が投下された。戦後になって公開された米軍資料から、この日投下された爆弾は「パンプキン」と呼ばれた原爆投下訓練用の爆弾で長崎型原爆「ファットマン」の“模擬原爆”だったことが分かった。日本への原爆投下を実行するため特別に編成された第509混成群団は、7月20日から終戦の前日にかけて日本の各地で模擬原爆を使った原爆投下訓練を繰り返していた。

(制作:福島放送)


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