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2005年10月3日放送
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「いのちほほえんで」〜支えあう地域医療〜 |

仮装をして患者と語る岡原医師
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山口県東部の瀬戸内海に浮かぶ離島、周防大島町(屋代島)は、人口2万人の約半数が65歳以上と、全国有数の高齢化率を誇る。2004年4月、岡原 仁志医師(45)は、病気の治療が中心の現代医療に疑問を感じ、大学病院を辞めて父親の診療所を継いだ。
映画になったアメリカ人医師、パッチ・アダムス氏に憧れ、患者と友達になる医療を目指して、ハグ(抱きしめる行為)で挨拶し、オリジナルキャラクターを作って、時には仮装して往診したり、終末期のがん患者の在宅医療にも力を入れる。慣れ親しんだ自宅で最期を迎えたいと望んだ、あるがん患者とその家族とのふれあいを通して、患者が望む思いやりの医療とは何かを問う。
(制作:山口朝日)
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