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2004年6月14日放送
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「僕って?」〜教育の新たな課題、軽度発達障害〜 |

軽度発達障害の弟(中3)の受験勉強を姉がサポート
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小中学生の6.3%。
2002年秋、文部科学省が発表した数字が教育関係者に衝撃を与えた。彼らは、知的レベルは決して低くないが、特定の学科ができない、ものごとに集中できないなどの特徴があり、軽度発達障害とみられる。この問題は、長年、行政はむろん、教育現場でも見過ごされてきた。
いじめ、不登校、虐待などの社会問題が、実は軽度発達障害と根底でつながっていることが最近指摘されてきたこともあり、ようやく文部科学省は軽度発達障害を持つ子供向けの対策を三年以内に決定する方針を決めた。
番組では、軽度発達障害を持つ家族の苦悩、どうやってそこから抜け出したか、さらには文部科学省もモデルケースとして注目する滋賀県甲西町での先駆的な取り組みを紹介する。
また、彼らに行政面での援助がないいま、学校をでたあとの自立の問題が立ちはだかっていることも指摘する。
(制作:朝日放送)
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