
2004年1月。巨人へ移籍後、ハワイで自主トレーニングをする小久保選手
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2003年11月3日。福岡ダイエーホークスの主力打者、小久保裕紀選手の巨人への無償移籍が突然発表された。様々な疑念が残るなか、小久保選手の、新天地での挑戦が始まった。ダイエーでの10年間で、チームリーダーとして成長した彼の足跡は、常勝球団への道のりそのものだった。去年、右ひざの大ケガでシーズンの戦線離脱した彼は、今後の人生への思いを巡らせた。奇しくも、王監督がホームラン打者として、現役時代をすごした巨人で、第二の野球人生をスタートさせた小久保裕紀。そこには「運命」を背負った小久保の挑戦の姿があった。
(制作:九州朝日放送)
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