2004年3月22日放送
「揺らぐ刻銘」〜沖縄「平和の礎」の理念を問う〜

激戦地だった沖縄県糸満市摩文仁に佇む平和の礎
「叔母をなぜ刻銘しないのか!」沖縄戦の犠牲者と思われる韓国人遺族が声を荒げた。24万人以上が亡くなった沖縄戦。その全ての戦没者の名前を刻む「平和の礎」。しかしそこには朝鮮半島出身の女性は含まれていない。なぜなのか?その理由を沖縄県は「人権への配慮」だと語るがその影には「慰安婦」の姿が見え隠れする。女性の名前は刻まれないままなのか?戦争の現実を訴えるはずの平和の礎の理念が今、揺らいでいる。

(制作:琉球朝日放送)


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