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2004年3月15日放送
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「国策のてん末」〜珠洲原発29年目の破綻〜 |

朽ち果てた原発予定地の 立て看板(珠洲市)
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能登半島の過疎の町で去年、或る「国策」が破綻した。
中部・北陸・関西電力が石川県珠洲市で計画してきた珠洲原発だ。
珠洲原発は1975年に市が誘致して以来、賛否を巡り深刻な住民対立を生んできた。それでも行政が誘致にこだわったのは「国策」がゆえの巨額の財政措置に期待したからだ。しかし、珠洲原発は、電力自由化という新たな「国策」の下、電力会社自身の手で白紙に戻された…。揺らぎ始め「国策」=原発の今を探る。
(制作北陸朝日放送)
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