
史上最年長(43才4ヵ月)で、GTレース・オールスター 競輪優勝をはたした 松本整選手
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競輪は、タダのギャンブルではない。選手にとっては、スピードと高度なテクニックが要求される、肉体的にも精神的にも過酷なスポーツだ。30代半ばで引退する選手が多い。
そんななか、松本整(ひとし)44歳は、常に上位にランクされてきた。しかも、40歳以上で年収1億円を稼ぐプロスポーツ選手は松本一人。
厳しいトレーニングを続け、迫りくる「老い」と闘う。なぜ、その年齢でそこまでできるのか?そこまでやるのか? 誰もみな、「自分の限界」を告げる“見えない砂時計”を背負って生きている、と松本は言う。砂時計の最後の一粒が落ちるまで、全身全霊を傾けて闘う男の生きざまを追う。
(制作:朝日放送)
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