19年前、有本恵子は、ヨーロッパに留学中に拉致された。
その5年後、両親の元に「平壌で生活している」との手紙が届く。
その日から、父と母は、娘を助け出すための長い道のりを歩き始めた。
そして今年9月の「死亡通知」。
「恵子は処刑されたんだ」、父は大声をあげ、母はその瞬間、涙も出なかったという。
番組では、絶望に押しつぶされそうになりながらも「娘の救出」を訴えつづける老夫婦の姿を追う。
(制作:朝日放送)
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2002年9月 娘の救出と拉致問題の解決を訴え、
街頭署名を行う、有本恵子さんの父 明弘さん(74)と母、嘉代子さん(76)場所は大阪市内
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