馬の蹄を切り、蹄鉄を履かせる。わずか数ミリの切り違いは馬のスピードを奪うばかりか命さえも危険にさらす。
福永 守さん(73)日本一と呼ばれる装蹄師。その凄みは技術はもちろんのことその眼力にある。
数メートル歩かせただけで故障箇所を見つけ出す。
卓越した技術は数多くの故障馬に命を吹き込みレースに復活させてきた。職人は弟子たちに言う。
「馬に選ばれるような職人になれ!」馬にその人生のすべてを賭けてきた職人。
そしてその技と眼力に魅入られた若者たち。馬を通して結びついた老職人と若者たち。
その眼差しの先に見えるものは…。
(制作:広島ホームテレビ)
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