高校生になりたい ~障害児に立ちはだかる壁~
 新潟市に住む福永隼人(ふくながはやと)くんは、知的障害があるが、小学校・中学校を普通学級で過ごしてきた。中学3年生になり、クラスのほぼ全員が高校進学を望する中、隼人君が「高校生になりたい」と思うことは自然なことだった。
 しかし、学力試験による選抜制度は知的障害者にとって、大きなハンデとなる。知的障害者が高校進学を希望したとき、そこに立ちはだかる壁は「高校全入」の問題。
適格者を選ぶという現在の選抜制度はそろそろ見直す時期に来ているのかもしれない。
(制作:新潟テレビ21)
2002年3月13日
公立高校の合格発表で
受験番号のない掲示板見つめる
福永 隼人くんと母 律子さん



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