2000年7月27日
生命の灯が消えても ~1歳児が問う臓器移植法の空白~
札幌の斉野朱里ちゃん(1歳)は心臓と肺に難病を抱え、移植先進国アメリカで臓器移植を待った。費用は2億円。しかし肝臓にも病気が見つかり、移植を断念。帰国の翌日、小さな生命の灯が消えた。今年5月、移植が叶わず、子供を亡くした親達が、非営利団体NPO「日本移植支援協会」を立ち上げた。経験を基に、渡航する患者らの経済的精神的援助をする一方、国内の小児脳死移植を可能にと訴える。斉野さんも果たせなかった夢を仲間に託す。
(制作:北海道テレビ)
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