1999年9月9日
安全神話の死角~山陽新幹線・福岡トンネル事故~
今年6月、山陽新幹線の福岡トンネルで、重さ200kgのコンクリート壁が、時速220キロで走行中の「ひかり351号」を直撃した。屋根はめくれ上がり、パンタグラフが吹き飛んだ。原因は「コールドジョイント」と呼ばれる、トンネル建設時の施行不良によるものだった。なせコンクリートは剥離したのか。JRはこの事故を予見できなかったのか。工事に携わったトンネルマンの証言と、福岡トンネル竣工の翌年に、国鉄がまとめた「山陽新幹線工事誌」が、その謎に迫る。
(制作:九州朝日放送)
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