2003年7月7日放送
「死をみつめて、16歳」〜心の声が母に響く〜

晃奈さんを介護する母
岐阜県養老町の安藤晃奈さん(20歳)は、99年の10月に自ら命をたとうとして一命をとりとめたものの、一端は心肺停止に陥ったため、脳に酸素が不足して意識が回復しないでいる。。
晃奈さんは、グループに暴力を受けるなど、高校生活に悩みを抱え母に退学したいと訴えていた。しかし、母は中退に反対し、最後のSOSをも見失ってしまった。いじめを認めようとしない学校への怒り、学歴へのこだわり、自責、介護の疲れ・・・精神的においつめられた母は、自分自身を変えようとして、ようやく娘の言葉にできなかった思いに気づきます。
高校2年生の秋、自殺未遂して意識が戻らぬ娘の心の声に母が耳を傾けるまでの1年間の軌跡。

(制作:メ〜テレ


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