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2025年5月17日(土)放送

「痛みとともに生きて~JR脱線事故から20年~」

3両目に乗って大けがをした玉置富美子さん(75) 後遺症の「痛み」と闘う日々。
2005年4月25日、107人が死亡、562人が負傷した兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故。重傷を負った玉置富美子さん(当時55歳、現在75歳)は、顔と全身の痛みが治らず、生涯「痛み」という後遺症を抱えることになった。それだけではない。JR側との示談交渉や、事故が風化する世間との乖離に悩み、心も傷ついてきたのだ。事故から20年、後遺症を抱えて懸命に生きる被害者の姿と思いを伝えて、公共交通機関の事故の被害者救済のあり方を問う。

ナレーター:古川昌希(朝日放送テレビアナウンサー)

朝日放送テレビ