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2023年11月4日(土)放送
「解剖録は語る~ハンセン病と遺族~」

岡山県のハンセン病療養所で2021年、入所者約1800人分の解剖記録が見つかった。遺族の女性は開示された記録を見て曾祖母がそのうちの1人であったことを初めて知る。過酷な強制隔離政策の下で、ハンセン病患者の解剖は正当に行われていたのか――入所者の記録=「生きた証し」を紐解くとともに、それと向き合うことを決めた遺族の思いや活動を伝える。そして、コロナ禍を経た今「負の歴史」を後世へ残していく意義を考える。
ナレーター:石井正則
瀬戸内海放送
