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2020年2月23日(日)放送

「救いの手はどこに 児童虐待を防ぐには」

児童相談所と警察の連携強化のための合同訓練
去年8月、鹿児島県出水市で4歳の女の子が自宅で風呂におぼれ、その後死亡した。女の子は育児放棄の虐待と認定されていて、児童相談所をはじめ様々な機関が関わっていた。しかし、リスクを適切に把握できず、関係機関同士の連携も不十分で結果的に命を救うことができなかった。こうした不十分な対応は虐待事件が起きるたびに指摘されていて、その背景には児童相談所を取り巻く構造的な問題も横たわる。どうすれば幼い命を救えるのか、児童虐待防止のあり方を考える。

ナレーター:尾又淑恵

鹿児島放送