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2012年8月31日(金)放送 神奈川県葉山町・小寺邸 - 涼風を感じる葉山の家 - |
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伊礼智(いれいさとし) | ||||||||||||
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伊礼智設計室 | ||||||||||||
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「葉山の家」(北側に開いて景色と涼風を取り込み、愛犬と共に暮らす住まい) *敷地が道路から1メートルほど下がっている。 廻りから雨が流れ込んでくる可能性があり、土を盛ると大変なので 道路側からそのままブリッジ(デッキ)で玄関へアプローチ。 *杉板の外壁はご自分達で塗装を施し、セミプロ級の腕前も披露(笑) *北面の景色がとても良かった。 それに向かって素直に設計を組み立てた。 家の奥に行くに従って床が下がっていき、その下がった先に、 葉山らしい景色が待っている。 *階段下の柵は犬部屋。 *北側のリビング、デッキはお昼を過ぎて、陽が当たらなくなると、 とても涼しい。照り返しのないデッキでの昼下がりの心地よさ、 陽が当たっている北側の風景の素晴らしさがこの家の宝。 *キッチンからも、2階の浴室からも景色が楽しめる。 *暖房は薪ストーブの熱を、軸流ファンで2階の主寝室で回収、 1階の床下に吹き込んで上下の温度差の解消と、床下の通気を試みる。 夏はファンを逆転、床下の冷たい空気を寝室に送り込む。 *寝室脇のアールに切り取られた出入口は仕事場への入口。 1帖ちょっとの籠もり部屋。 その隣は西日のあたる物干しコーナー(室内干し)がある。 |
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古代ローマの建築家が提唱した建築の三要素「用・強・美」を備えた建物です。しかし、建物が必要以上に存在を主張することなく器に徹している印象です。住む人のセンスを生かす空間になっていると思います。これは、小手先のテクニックでできる事ではありません。つくる側と住む側の相性がピッタリ合ってこその結果ではないでしょうか。 | ||||||||||||
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