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2012年2月10日（金）放送 神奈川県逗子市・石塚邸 − 居場所 自由自在の家 − |
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   逗子の自然を満喫できる住宅。家の目の前は広大な畑と山並みを充分に楽しめます。外壁は、周囲の自然に溶け込めるような墨色を採用しました。 |
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   4畳の玄関にはご主人の趣味である自転車の整備スペースを確保。北側の開口部を開け放てば目の前に広がる緑を堪能できます。 |
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   普段は寝室として使用。可動できる収納BOX4つを組み合わせてベッドやテーブルとして活用することで多目的スペースに変身します。 |
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   浴室を含め水回りの広さは約6畳。ハイサイドの窓からは浴室にいながらも逗子の緑が望めます。 |
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   大人数でも作業がしやすいように広めのアイランドキッチンを採用。キッチンにいながらも北側から見える借景を満喫できます。 |
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   リビングダイニングの広さはおよそ20畳。ダイニングのベンチを組み合わせることで使い方を限定しないフリースペースとして活用できます。 |
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   山の景色を最大限に生かし自然を満喫できる北テラス。全面開口によりリビングの延長として開放的なスペースになります。 |
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   採光を目的として全面開口にした南テラス。北テラスも開け放つことで風の通り道となり、夏でも快適に過ごせます。 |
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| 古川達也 | ||||||||||||||||
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| 古川都市建築計画 | ||||||||||||||||
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| 緑豊かな環境にある住宅です。東西は崖が迫る印象があるため開口部を抑え、南北は山並みが伸びやかに広がるため、大きな開口部により屋内外の一体感が得られる工夫をしています。内部では、ご家族の共有スペースを採光上有利な上階とし、山並みのパノラマが一望できるようになっています。また、個室は地上階とし、ご家族4人の趣味であるマウンテンバイクのガレージと連続した、切れ目のない多目的な空間です。住まい全体は、自然採光と通風を基本とし、できる限り設備に頼らない心地よさを得られるつくりとしています。上下階とも細かく仕切らないワンルームで、とても自由度の高い住空間です。可動家具や簡易間仕切りなどを使いながら、季節や気分で自分の好きな場所を見い出したり、地域の方々との交流の場を即席で創り出すなど、ご家族一人一人が、その都度快適な居場所を生み出しながら住まう、柔軟で大らかな住宅といえます。 | ||||||||||||||||
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| とても素晴らしい環境に建物が建っているのですが2つの目的があります。一つは、この景色を十二分に味わうためのものです。周りは原生林に近い森と郷愁を感じさせる畑です。もう一つはお子さんが自由に育ってほしいことです。この環境で伸び伸びと生活してもらいたいというそういう親心を感じました。お2人は縁があって一緒になり、またこの土地を選ばれたことも縁です。 | ||||||||||||||||
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