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2012年1月27日(金)放送 神奈川県川崎市・山縣邸 - 四季を感じる山懐の家 - |
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山縣 洋(やまがた よう) | ||||||||||||
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山縣洋建築設計事務所 | ||||||||||||
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市が管理する豊かな自然林の山に隣接する敷地を初めて見たとき、 家がこの緑地に寄り添うようにある状態をイメージしました。 周囲の豊かな自然と囲まれた内部空間の間にテラス、外室、中庭などの 中間領域をつくり、内部と自然が緩やかにつながっている状態をつくっています。 特にダイニングとリビングの間に中庭と外室をつくることにより、内部と外部が 混ざり合ったような不思議な空間が生まれています。 建物内の床は6つの異なるレベルが設定され、それらは目線より低い段差により 緩やかにつながっています。玄関から最上部の2階のテラスまで螺旋状に上がるにしたがって、 様々なシーンが展開します。 洞穴のような和室、屋根のある外室、モミジの木の下のテラスなど様々な 異なる雰囲気の場所をつくることにより、季節や時間帯、天気や気分に応じて、 居心地のいい場所を見つけて暮らせるような家となればいいと思いました。 |
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建築家の自邸と言う事で思い切った実験的な建物を想像していましたが、実際に身を置くとそれだけではなく生活のし易さへの配慮がたくさん感じられました。また、背後の雑木林=自然に対する畏敬の念、そこに住まわせて頂く、建てさせて頂くという意識が形に出ています。住人であり設計者である建主の人柄を反映した、とても気持ちの良い空間です。 | ||||||||||||
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