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2011年12月23日(金)放送 東京都目黒区・松尾邸 - すべり台がめぐる家 - |
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中村 和基+出原 賢一 | ||||||||||||||||
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LEVEL Architects | ||||||||||||||||
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「3人の子供達の思い出に残る家を創りたい」という思いから「滑り台のある住宅」というのがオーナーの一番の要望でした。 そこで、遊び空間を日常空間に如何に組み込んでいけるかを考え、「滑り台」を階段脇にスロープのように沿わせたりして使うような、単なる「遊具」として捉えるのではなく、建物全体の中に組み込むことにより、「滑り台のある住宅」ではなく「滑り台の住宅」となるように考えることにした。 エントランスから向かって右側へ建物の外周に沿って1F~3Fまで「階段」で上がり、3F~1Fまで「滑り台」で下りてくる。建物の外周全体が、大きな「滑り台」になり、その計画がそのまま全体のデザインになっている。 建物の4隅がアールであるため、内外部に柔らかい影を落とし、丸みをおびた外形は通りを歩く人が足を止めてしまうような、可愛い住宅である。 竣工後、この住宅に訪れてみると、滑り台は日常生活の中にとけ込み、逆走している子供たちを見かけた。私達の想像を超えた「滑り台の住宅」になっていた。 |
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四隅の丸い建物はやさしい感じがして、そこに住む家族がなんともおおらかです。この建物のテーマは"子供達の思い出に残る家"。そのために建てたと言っても過言ではないでしょう。こういう家で育ったら子供達はラッキー。大成功です。 | ||||||||||||||||
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