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玄関は、ポーチから土間は大谷石に似た質感の関東石(中国産)敷き。正面の青い壁は、漆喰クリームに大理石粉を混ぜて塗って磨き上げた「イタリア磨き」と呼ばれる仕上げです。 |
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1階LDK。東面の壁は外壁の形を反映して屏風状。割竹を組んだ「竹小舞(たけこまい)」と呼ばれる下地に藁入りの土を塗った伝統的な土壁です。小上がりは奥さんの書斎。 |
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屏風壁にデザインを合わせた照明器具、食卓、スタッキングスツールは、建築家である建主の息子さんが設計し自らの手で製作した物。 |
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屏風壁に合わせて台所カウンターも雁行します。天板は御影石。たっぷち採られた収納の扉も息子さんが製作した物だそうです。 |
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洗面室の出入り口は押しても引いても開くスウィング・ドア。浴室は床の一部にヒノキの簀の子を張っています。入浴しながら裏庭の植栽が楽しめます。 |
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2階の天井は土壁と和紙でパターンを描いています。和紙部分は、やはり息子さんが自ら施工しました。2部屋のうち南側はご主人の書斎。 |
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2階北側は主寝室。土壁と和紙のパターン天井は欄間を通じて、ご主人の書斎と繋がっています。ここにも和紙で作ったオリジナルの照明器具があります。 |
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