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2011年2月11日(金)放送 東京都世田谷区・間田邸 - 屋内にシンボルツリー - |
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間田央 + 間田真矢/mamm-design | ||||||||||||||||||||||||
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mamm-design | ||||||||||||||||||||||||
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敷地は路地の突き当たりの奥まった旗竿状の土地で、周りに建物が建て込んだ息苦しさを感じさせるような場所でした。光や風や緑が豊かな外と、開放的な室内を両立することを私たちはまず考えました。床面積や部屋数で表されるような価値よりも、空間の広がりやそこで生活する私たち家族の関係をいかに豊かにすることができるかどうかが設計を進める上の判断基準となりました。 検討を進める中で、庭と建物を別々に設けるのではそれぞれ中途半端なものになることが分かりましたので、中央の吹き抜け「広場」に大きな木を植え、この広場を中心に生活が展開されるこの家の構成が生まれました。この「広場」に立つと家の中にいるのに街角の小さな広場にいるように感じることもあり、もともと閉塞感のあった土地に立っているのに、この広場からどこまでも自分の意識が広がっていけるような不思議な感覚がします。 風や光などの自然環境に敏感に反応して、花を咲かせ葉を落とすシマトネリコを育てていくことで、私たちの自然への感覚が研ぎ澄まされていくと共に家に対する愛着も高まってきています。 |
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共に建築家であるご夫婦が協力して作り上げた家です。 建築設計の仕事は繊細でありながら時に大胆な部分も要求されます。この建物は大胆ですね。周囲を囲まれた敷地で開放感を得るための方法として中庭がありますが、ここは庭=居間。外部と内部が裏返ったような感覚を覚えます。 ありそうでなかった素晴らしい発想の転換です。 |
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