  
箱形のシンプルな外観・・・に見えて、壁面をキャンティレバー状に支えて、地上から約20cm浮いているように見せています。外壁は繊維強化セメント板。 |
 |
  
屋内に入ると、中央に上方に向かって傘状に広がるコンクリートの構造物が見えて来ます。大樹を思わせる、この建物を支える構造体。4方に天窓が開けられています。 |
 |
  
玄関に最も近い位置。"大樹"の北側にある和室。藤壷のような形の造作照明にはアーティストpinpin co氏の手による壁画=ラインアートが描かれています。 |
 |
  
"大樹"の西側に台所。カウンターは土台から立ち上がったコンクリート製。背面の収納にはエアコン、冷蔵庫も収納して生活感を排除します。 |
 |
  
南西角の食堂と南側の居間は置き家具で仕切ります。南面の大きな窓はフィックス。食卓近くの壁にもラインアートが描かれています。 |
 |
  
北東角の主寝室。出入り口の引き戸はコンクリートの"大樹"の形に合わせて曲線になっています。将来子供室になる予定の部屋は天井がグレーチング。 |
 |
  
将来の子供室の上はフリースペース。そこから2階の水回りへと続く階段は、敢えて暗い色で塗装して、浴室に到達した時の開放感を強調します。 |
 |
  
屋上庭園に隣接した露天風呂のような浴室。コンクリートの構造体は漏斗状になっていて大地へと繋がっています。この庭では、将来、周囲が建て込んだとしてもプライバシーが完全に守られます。 |
 |